コラム【プラモを作ろう】 vol.6 プラモデルの進化

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プラモデルの進化

 私を含めi-modellersの編集員たちはどちらかというとスケールモデル、それもAFV(いわゆる戦車)のプラモを作る事が多いモデラーなのです。特に私なんかはガンダムがテレビで放送されたころには成人しており、ガンプラブームの時はすでに社会人となってプラモから離れていました。そのためあの日本中の男の子を巻き込んだ大喧噪も知らなければ、AFVの冬の時代も知りません。

 30数年ぶりにプラモに復帰したときAFV模型の進歩に驚いたのですが、実はこれは成形技術の進歩や金属パーツなどによる細密化の進歩であって、ゆうなればパーツ数の増大などの量的な変化じゃないかと思うのです。

 ところがとあるきっかけでガンプラと呼ばれるキットを作ったときの衝撃は、プラモに復帰してパーツてんこ盛りのドラゴンのタイガーを作ったときとは比較にならないほどの驚きでした。まず色プラを使った多色成形、接着剤の要らないスナップキット、隙間無くピッタリはまるパーツ精度、どこにあるのか分からないほどのパーティングライン、信じられないくらい丁寧でわかりやすい説明書など・・・
もはやガンプラの工業製品としての完成度は他のメーカーのプラモを大きく引き離していました。

 ガンプラが製品として素晴らしいからよく売れるのか、よく売れるから開発に費用がかけられるのかは分かりませんが、おそらくはその両方なんでしょう。でも、海外メーカー製が主流となったAFVの作りにくさや、モデラーのスキルに頼りすぎる設計姿勢(たとえば、パーツに穴を開けたり、切り取ったり)とは異次元のバンダイの開発姿勢がこの素晴らしい製品群を生み出したことはまちがいないと思います。

 ガンプラを作る事はすごく楽しいのですが、やはり私はスケールモデルも大好きです。こんな素晴らしい製品を見るにつけ、スケールモデルにもこんな素晴らしいメーカーが現れてくれることを願ってやみません。バンダイも昔は戦車のプラモを出してたんですよね・・・・

i-modellers編集長 根生



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