VK.45.02(P)V試作重戦車 1/35 サイバーホビー
OVMなど細かなパーツを取り付けて組み立て完了です。今回は生きているVK.45.02(P)Vを作りますから、OVMはちゃんと取り付けないとね。
OVMはなんとエッチングパーツのクランプで取り付けることになっています。プラパーツの選択肢がないのはチョットこまりものですよね。なんたってドラゴンのエッチングパーツは取り扱いにくく、いつもムキーってなっちゃいますからね。そこで最初から無理をせずに、ジャンクパーツからクランプがモールドされているOVMを探してきて取り付けました。ただ、スコップの先の様にわりと簡単に作れるパーツはしっかり利用させていただきました。
牽引ワイヤーの留め具もエッチングパーツで入っているのですが、残念ながら蝶ねじが省略されています。そこで手持ちの蝶ねじを使ってプチ・ディテール・アップです。
シャックルの取り付けは説明書に指示がなかったのですが、キットには入っていたので、キングタイガーと同じ位置に同じような方法で取り付けてみました。留め具はプラ棒とプラ板です。
車間表示灯も同様にせっかくなので使ってみました。よく見ると他にもOVMがずいぶんと抜けています。これではとても実戦に参加している戦車とはいえないかもしれませんね。
砲塔の天板にあるつり下げ用のフックや砲弾搭載用の連絡ハッチの取っ手も説明書に指示はありませんが、パーツはちゃんと入っていますから心配ありませんね・・・ってそういう問題か?
悪い面ばかり書いていてもいけないので、良いところもひとつ。キューポラのペリスコープの前に付く直接照準器がエッチングパーツで入っています。こんなのはチョットうれしいですよね。
この車輌、排気管が見当たりません。まさか本当に無いということはないでしょうしね?
それに車体後部がいやにあっさりしています。本当ならエンジン始動用のクランクをさしこむ穴とか履帯のテンションを調節する穴とかがあっても良さそうですよね。ほんとうならこのあたりもでっち上げた方がいいのかもしれませんね。
でも、今回はキットレビューなので過度な追加工作は止めておきます・・・と逃げる(笑)
ともかく次は塗装に入ることにしましょう。