i-modellers VK.45.02(P)H試作重戦車

VK.45.02(P)H試作重戦車 1/35 サイバーホビー

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三色迷彩を塗ります。今回は境界がくっきりとした塗り分けを行います。飛行機ならマスキングをして・・・となるのですが、表面にOVMなどがびっしりついた状態ではマスキングはもはや出来ません。そこでまずはエアブラシで塗装し、ぼけた境界を筆でくっきりと塗り分けるという方法をとることにしました。

ところがダークイエローにオリーブグリーンを塗ってはみ出たオリーブグリーンを薄いダークイエローでリタッチしようとしてもなかなかうまく隠れてくれません。この逆ならば簡単ですよね。

そんなわけで、エアブラシでの塗装は次の手順で行います。

  1. ダークイエローで基本塗装
  2. レッドブラウンで迷彩を描く
  3. オリーブグリーンで迷彩を描く
  4. ダークイエローでもう一度境界を塗る

こうすると、薄い色から濃い色へ(ダークイエロー→オリーブグリーン→レッドブラウン)とボケ足が出ることになるので、絶えず濃い色でリタッチできることんになり、境界をくっきりと塗り分けることが出来ます。

さらに後期のキングタイガーらしく、光と影迷彩の点々を描いてみました。

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どんなに頑張っても筆目は多少残りますし、さらにツヤにムラが出来てしまいます。そこで全体のツヤを調節して筆ムラやツヤムラをわかりにくくするために車体全体にツヤ有りのクリアーをオーバーコーとします。

これはまたデカールの下地作りにもなります。なるべくツルツルの面に貼った方がデカールはキレイに貼れますからね。デカールはキット付属のデカールは使用せず、ジャンクパーツから探してきた番号を貼ってみました。イメージはアルデンヌのキンタです。

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OVMなど細部の塗り分けを行います。AFVでは一般的にほとんどのパーツを接着してしまってから塗り分けていきます。その際せっかくキレイに塗った迷彩塗装を汚してしまっては大変です。かなり緊張する作業ですよね。そこで私は写真のようにメモ用紙を三角に切って挟み込んで塗っています。これならば下を汚すこともありません。

OVMの金属部分はMr.メタルカラーのダークアイアン、木の部分はアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)のトラッド・ロー・シェンナで塗りました。あれれ、ワイヤーカッターの手の部分を塗るのを忘れてますね。こりゃいかん。
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