MG XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW 1/100 バンダイ
制作・写真・文章 森静四郎
新機動戦記ガンダムWに登場した、ガンダムサンドロックがエンドレスワルツ版として、ついにマスターグレード化されました。
TV版では他のアクの強いガンダムたちにくらべ、どことなく地味な印象を受けたデザインでしたが、カトキハジメ氏によるリファインが施されたEW版では、武器ヒートショーテルの大型化などにより、かつてにくらべインパクトのあるデザインとなりました。
今回はニューキットレビューとして、素組み状態でのレビューをお届けしたいと思います。
多角形を組み合わせたデザインの肩や、各所にある黄色いラインなど、いかにもカトキハジメといったデザインになっています。
多色成型および付属のシールにより、無塗装でも設定どおりのカラーリングとなります。
ヒートショーテルは迫力満点の大きさで、写真撮影をする時にカメラの枠に収まりきらず、難儀するほどのサイズでした。
組み立てには、約半日をついやしました。
装甲内にみっしりとつまった内部フレーム、細かく分割されたスカートアーマーなど、いささかパーツ過多の印象がありますが、最近のMGとしては標準といったところでしょうか。
プロポーション、可動範囲ともに良好で、遊んで楽し、飾って楽し、の出来ばえだと思います。
動かして遊んでいると、一部の細かいパーツがポロリととれてしまうことがありますが、まぁ、その辺も最近のMGでは標準仕様といったところでしょうか・・・。気になる場合は接着してしまうのがベターだと思われます。
ヒートショーテル付け根、および、ビームマシンガンは、モナカ割りになっていますので、合わせ目消しをした方が良さそうです。