『や』マハのドラムス 1/8 ニチモ
制作・写真・文章 燻
カレー屋さんの『アヴェンジャー』に続く、プラモしりとり第2回を努めさせて頂きます、燻でございます。
いやぁ・・・ニッポンジンとして憎いながらもカッコイイ作品『アヴェンジャー』! これに続くとなりますと、やはり何かひねらねばなりますまい。
しかし、手持ちのキットで『や』から始まるものをいろいろ探したのですが、意外にないもので・・・
実家では模型屋さんを開店できるレベルにプラモが積み上げられているというのに!
う~んう~んと唸っていましたら、私の苦悩を察して下さったのか・・・ピーン!と、模型の神『モ神』の神託が!!
そして、私が選んだ第2回『や』から始まるプラモは・・・
老舗模型メーカー『ニチモ』の楽器プラモから『ドラムス』でございます!
『ニチモ』は『New Music Series』というシリーズでサックスやピアノ、ギターなどのプラモデルをリリースしていました。スケールはキットによって異なりますが、この『ドラムス』は1/8サイズ。
かなり古いキットで、何度か再販されているようですが現在は店頭在庫か、オークションでしか入手は困難と思われます・・・とっても面白いキットなのに残念です。
ところで、『や』から始まるのに何でドラム?と、皆さんはお思いでしょう。
しかし理由を聞けば、皆一様に納得してくれること間違いなし。
『ヤマハのドラムス』
ほら! 『や』から始まるじゃん!!
痛い痛い! 石投げないで!(爆)
もう決めちゃったからコレ作るもんねー!
上の写真がキットの内容となります。流石はニチモ、内装まで凝ってますよ・・・
キットは無塗装でも完全にミニチュア・ドラムを楽しめるよう、メッキが施されています。
ディティールもシャープで、パーツ数が多いように思えるのはドラムの鼓皮を押さえる爪の数が多いからでしょう。
ちなみにドラム本体はキラキラしたラメシールを側面部に貼ることで、箱絵のドラムを精密に再現できるようになっています。
・・・前述しましたが、相当古いキットなので糊がちゃんと生きているのか、それだけが心配でございます・・・
説明書は非常に丁寧!
メッキの剥がし方や接着のコツから、断面図を多用したパーツ解説と大変分かりやすく記されています。
これはおそらく『楽器プラモ』というジャンルゆえ、普段から模型に触れていない方々にも手にとってもらい、購入して作ってもらおうというメーカーの意図ではないでしょうか。
ゼロから始める人にも優しい・・・ニチモさん、あなたはメーカーの鑑です・・・
さて、次回からキット制作に取り掛かります!