i-modellers 『す』”ゴック MSM-07量産型ズゴック(MG)

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塗装

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まずは外側の装甲版を塗装します。一度バラバラにして身ぐるみはがし、サフを吹いておきます。サフはクレオスの瓶入りサーフェイサーの1000番をエアブラシで吹き付けました。

腕や足のパーツは多関節になっているのですが、これはつながったまま塗装しました。
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そして基本塗装です。見慣れない緑色です。ここからはガンダムに詳しくない私が、オレ流に解釈を進めます。ガンダムマニアのみなさん、おかしな解釈は平にご容赦を・・・

ズゴックは地球上で使うために開発された水陸両用のモビルスーツです。ズゴックは地上や水中では無敵といっても良いほどの兵器なのですが、空を飛べないために飛行機が最大の苦手となるであろうことは第二次世界大戦の戦車たちをみれば容易に想像がつきます。そして連邦軍の本拠地である地球ではジオン軍の制空権もままならない箇所も多く(たぶん)、迷彩塗装はかなり重要な戦術だったのです。

水中のモビルスーツというイメージがあるズゴックですから、ブルー系の迷彩が思い浮かぶのですが、実は水中は光があまりないため、迷彩はあまり意味がありません。要は見えないんですね。そこで迷彩はもっぱら地上に上がったときのためのものになると考えました。今回は東南アジアの熱帯雨林地帯に展開する部隊を想定しグリーンを中心とした迷彩を考えてみました。


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続いて迷彩柄のマスキングです。迷彩は直線を基調としたくっきりとした塗り分けとするためにマスキングテープを使用します。タミヤの6mm幅を使いましたから、100倍すると60cmの幅ということになります。

重ね塗りのセオリーでは薄い色を先に塗るのが本当ですが、濃いグリーンを先に塗りました。薄い色を先に塗ると、濃い部分の線幅を一定にするのが非常に困難になります。人の目は2色の縞模様の場合、薄い色に濃い色の縞が入っているとみてしまいますから、濃い色の方が一定の幅になっている方がキレイな縞模様に見えます。そんなわけで、テープの下になる(一定の幅になる)のが濃い色になるように、先に濃いグリーンを塗りました。

パターンとしては濃いグリーンと薄いグリーンの比率がほぼ同じになるようにし、さらに各ラインは直角に交わるようにします。ところが実際の形は3次元の立体ですから、どこかに破綻が出ます。よく見ると直角になっていない箇所が所々にありますが、これは致し方ありませんね。

なれないうちは思うようなパターンにならなかったのですが、だんだんと要領をつかんで、だいたいイメージ通りの迷彩パターンとなりました。仕上がりが楽しみです。

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