i-modellers 2号 ティーガー1極初期型 ドラゴン 1/35

猛虎伝説の始まり~レニングラード1942秋
  ティーガー1極初期型 ドラゴン 1/35

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最後の接続は誘導の位置で行いました。誘導輪のテンション調節アームは接着せずにしておいて、全部の履帯をつないだ後で、まだ履帯の接着剤が柔らかい内に位置を調節して張り加減を調節しました。位置が固まったら裏側から接着剤を流して固定しました。

誘導輪はガイドホーンの片側が丸見えになるので、植え替え処理が非常に有効です。やって良かったですね♪



履帯の垂れ具合は以前作ったタミヤの極初期型と比べながら調整しました。タミヤの極初期型はフリウルの金属製可動式履帯を使ったので一番自然に垂れています。こうして比べてみるとドラゴンの極初期型の誘導輪ってタミヤよりも少し大きく見えるのですが、気のせいでしょうか?

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足回りは塗装のために分解できるように組み立ててあります。いわゆるロコ組ってやつですね。極初期型のティガーは後のティガーやパンター戦車の千鳥配列よりもさらに複雑な4列の配列になっています。接着したのはそのうちの内側の2列のみで、外側の2列は取り外しができます。これで内側の転輪の塗り分けが可能ですね。

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車体の組み立て

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車体の組み立てに入ります。まずは車体の後部から。

車体後部中央には寒冷期のエンジンスターターを差し込むパーツが着くのですが、この極初期型の100号車には取り付け具の足ごとありません。通常は極初期型でもこのパーツは付きますから、ここは100号車特有の部分ですね。この部分は説明書にも書かれていませんが、私のブログ(プラモ日記)の読者の方に教えていただきました。

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このときのタイガー1型にはさらにマフラーのカバーもありませんでした。アフリカに行った501重戦車大隊の極初期型にはあの特徴的な角張ったカバーが付きますよね。

後ろのフェンダーはエッチングパーツが用意されています。これをハンダ付けで組んだのですが、そりゃもう大変なのなんのって・・・ここはおとなしく瞬着で組んだ方が楽ちんでしたね(汗)。

牽引フックは金属パーツが用意されているのですが、牽引フックの脱落防止用のピンが金属パーツでは省略されています。これではディテールダウンになってしまうので、ここはプラパーツを選択しました。

ジャッキ台は最近のキットでは木目がモールドされているのですが、この当時はまだツルツルなので、デザインナイフの先でキズを付けて木目の様にしてみました。

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車体の前部です。ここの装甲板も圧延鋼板の荒れのテクスチャを大げさに追加してあります。

運転手用の窓は開閉式になっています。内側には窓がクリアパーツで入っていますが、これははっきり言ってどっちでもいいですね。

ボールマウント機銃の両脇のパーツは防水カバーの取り付け具です。この頃のティガー戦車は潜水仕様になっていたので、こんな部品が付いているんですね。
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私の組み立て方が悪いのか、前面装甲版とサイドの装甲板の合わせ目に隙間ができてしまいました。少しばかり隙間が大きいので、ここに0.3mmのプラ板を挟み込んで隙間を埋め、ヒートペンを使って溶接痕になじませました。

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