もう一人のタイガーエース
タイガー1中期型 オットーカリウス搭乗車 タミヤ 1/35
記念にぐるっと1周します。
こんなキレイな戦車を作ったのは久しぶり(初めてかも)です。いくらなんでも、もうちょっと汚しをかけるべきでした。
戦車は、こういう低いアングルから見たところがカッコいいですね。ちなみに、砲身は必ず水平で固定するのが私の流儀です。これが一番カッコいいと信じています(例外もありますが)。ただし、失敗してちょっとでも垂れ下がると撃破車両になってしまいますが。
いくらかディティールアップは施しましたが、これといって技術的に難しいことはしていないつもりです。基本的にストレート組みでもこんなにカッコいいタイガー1の模型が出来上がります。これがプラモデルのいいところですね。
ストレート組みした作品を卑下するような風潮もありますが、ていねいに作れば手間もかかるし、完成品だってじゅうぶん素晴らしいものになります。高度なテクニックに走る前に、とにかくていねいに。これがプラモデル作りを楽しむ一番の方法だと思っています。
以上でこの制作記はおしまいです。
当初はこんな一大スペクタクル巨編になろうとは思ってもみなかったのですが、書いているとついつい欲が出てあれもこれもとなってしまい、気が付いたら私の持てるものを総動員した記事になってしまいました。とりあえず、もう引き出しはほぼ空っぽですよ。
心の広い読者の皆様におかれましては、長々とお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
また、お読みいただいたご感想を、叱咤激励も含めてぜひ聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。