The Historic スクーデリア60年の集成
F60 タミヤ 1/20
細かなパーツの塗装と組み付け
ウイングパーツを塗装し仕上げている間、細かなパーツをどんどん仕上げていきます。この写真は車体の下につくパーツでして、メッキパーツとしてキットに付属しています。左の写真は中央のパーティングラインを削った後で、表面を320番から1500番までペーパーをかけて平らにしたのですが、すっかりメッキがなくなっています。
大きなパーツならばメッキを全部剥がして塗り直すのですが、今回は1面だけですから、タミヤのペイントマーカーのクロームシルバーを筆塗りしました。小さなパーツならば筆目も全然気になりませんね。(写真右)
フロントノーズの中に入る補機です。ブレーキオイルのタンク(?)ですよね。
フロントノーズは接着しないと落ちちゃうので、完成後はまったく見えなくなります。これが見納めです。
タイヤには転写式のデカールが付属します。より凝ったモデラーのためにステンシル用のステンレス板がついているのですが、私の手には負えませんので、今回はデカールを使います。
転写式のデカールは台紙ごと裏向けにタイヤの上にのせ、そこで水で濡らします。30秒も待てばデカールが台紙からはなれてタイヤにつくので、台紙をそっと外してやればできあがりです。デカールの向きが裏向きに印刷されているので、向きを間違えないようにするのが大変ですし、通常のデカールのように後から移動させられませんから、位置決めは慎重にしなくてはいけません。でも慣れれば意外に簡単ですよ。
車体の下に整流板を取り付けます。金色のカーボンパターンのデカールが付属していました。
ウイングにデカールを貼りました。赤で塗装するまえにサフの段階で磨いてあったので、塗装ごは最初からテカテカです。ですが、もう一度ハセガワのセラミックコンパウンドで軽く磨いてからデカールを貼りました。
本当ならデカールの乾燥に1週間ほどかけ、さらにクリアをオーバーコートすればテカテカになるのですが、今回は時間の都合で3日ほど乾燥時間をおいただけで、次の行程に進みました。制作は計画的に・・・ですね。
車体にタイヤやバックミラーを取り付けます。エンジンを覆っているボディは私の組み立てがへたくそなため乗せただけでは隙間ができてしまいました。しかたがないので接着してしまいました。どうせエンジンはなにもディテールアップもしていませんから、見えなくなってもまぁ、かまわないでしょう。それよりも隙間が空いている方がカッコ悪いですからね。
バックミラーにはインレットシールというテカテカの鏡のようなシールが付属してきますので、手軽にミラーを再現できます。