i-modellers 3号 F126C2 フジミ 1/20

The Memory ティフォシの熱狂
 F126C2 フジミ 1/20

制作・写真・文章 moppu

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まずはボディの整形から作業を始めました。サンマリノGP仕様(ヴィルヌーヴのマシン)ではフロントウィングがありません。キットのノーズは別パーツですが、カウルと一体に接着してしまいます。同時にリアカウルのエンジンをカバーする部分も接着してしまいます。(写真左)

接着したカウルのパーツの合わせめ、とカウルの各部にあるヒケをパテで埋めます。
普段作り慣れているAFVのキットと比べてはるかに硬く、粘りのないプラの材質に戸惑いながらの作業でした。(写真右)

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反対側からみます、全体は一度600番のペーパーを当てています。ボディ全体に言えることですが、かなり分厚いです。サイドのエアアウトレットの部分などは薄削りするか、プラ材で作り直したいところですが、今回はとにかく締め切りに間に合わせて完成させるのが目標であります、手が止まりそうな作業にはひたすら目をつぶって・・・(笑)(写真左)

パテの硬化後600番から1000番のペーパーを当てました。〔写真右)


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前後しますが、ボディーカウルはこのあとさらにサフ吹きからとにかくも塗装前に表面の修正作業を繰り返します。んで、シャシー部分を先に組みたてちゃいます。
まずはコックピット、このころのマシンはまだアルミのモノコックなのですね。(写真左上)

エンジンからギアボックスまでを組み、ターボユニット、インタークーラーあたりも仮組みし、アンダートレイとコックピットを仮組みしてみます。細部のパーツの合いは悪くありませんが、サイドポンツーンに収まるラジエターからインタークーラーユニットはボディサイドとの勘合がきつく、ボディカウルを乗せるとうまくはまりませんでした。あとでかなり修正を(位置合わせ、干渉するパーツのすり合わせ)を行うことになりました。とくにインタークーラーユニットは接着位置がかなりいい加減で、最終的な固定作業は塗装後の組みつけ時としました。(写真右上)

ウィングカー全盛期のF1マシンですので、アンダーカウルは逆翼断面となっています。
この年のF126C2は前年のモデル126CKと比べて戦闘力はあり、ヴィルヌーヴ、ピローニを失ったあとこのマシンをドライブしたパトリック・タンベイ、マリオ・アンドレッティの手によってコンストラクターズタイトルを獲得しています。(写真右下)




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