The Premium エンツォの遺産
ENZO タミヤ 1/20
窓枠の黒もすでにこのときに塗っております。でこれをマスクすします。まずは幅広のマスキングテープを貼って、モールドにあわせてしっかりと張り込みます。その時軽く爪楊枝などでモールドに密着させると良いでしょう。(写真左)
密着させた部分によく切れるデザインナイフで切り取りを行います。出来れば刃は新品に取り替えて行ってください。 (写真中)
先ほどの新品の刃であれば、剥がすとこのように細い糸状に切ることも可能です。(写真右)
裏面は大まかに幅の広いものでマスクします。おやおや?しっかり細部までマスクできていません。心配後無用。この後マスキングゾルであの周囲だけゾルでマスクしますので。(写真左)
表の窓枠のマスク状態。(写真中)
早速サフを噴き付けました。(写真右)
サーフェーサーの一発目は捨てサフです。何を行うかと言うとキズチェックやら段差チェック。素のプラ素材では読み取れなかったエラーをグレーのサフを噴きつけることで明確化させることです。そこでこの爪楊枝の赤い先端をご覧下さい。さぁ、目を見開いて、ここです。ここ。
あの段差は射出形成の段階での継ぎ目でしょう。このパーツはスライド金型を使ってるのか横方向にもテーパー角度の違う穴があるのでこのラインは当然でありますが、赤い時にはさっぱり見えなかった。サフの意味はこんなところにありますよね。
場所も場所だからここにパーティングラインが来るのも実は知っていますけどね^^;
カーモデル何個も作ってたら大体どの当たりにラインが来るかは見なくても解るようになりますのでそんなに大袈裟なことではございません。当たり前のことをさも偉そうに語ってしまいます。サフ掛けて更に完璧を期すると言うところでしょうか。
サフ2度目。