HOME > Cavallino Rampante (跳ね馬)
内燃機関の発明は近代の産業に多大な影響を与えました。それまで人類が手にしていたパワーを大きく凌駕する力は輸送や生産の効率を飛躍的に向上させました。その一方で、風のように駆け抜けたいという人類の想いを実現する道具として、実用を超えたところでも自動車は発展しました。スピードやパワーへの純粋なあこがれや情熱がモータースポーツやスポーツカーを大いに発展させたのです。
そんなスピードやパワーへのあこがれという観点から自動車を見たときに、最も純粋に輝いているメーカーがフェラーリではないでしょうか。人のコントロール出来る限界までのパワーやスピードは時として反社会的とも思われることもあるなか、常に人々のあこがれの的であり、尊敬すら受けるのはその思いの純粋さにあるような気がします。
自動車にあまり詳しくない私がこんな文章を書いているのもおかしな話ですが、そんな私でもフェラーリにはある種の畏敬の念を抱きます。
さて、今回の i-modellers は前回の戦車ばかりの特集とは打って変わってカーモデル、しかもフェラーリの特集です。フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリが抱いた理想、ティフォシたち(ティフォシそのものが複数形ですから、「たち」は不要かも…)の熱い想いを少しでも表現できますでしょうか。
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