エル・アラメインへ~ラムケ降下旅団 1942 エジプト
キューベルワーゲン82型 MM304 タミヤ 1/35
登場人物たちの背中。立っている二人の兵士の伸ばした左腕は地面に垂直に近くなるように角度を修正してみました。粗組みですので、各フィギュアの接合部分は隙間があったりします、これは後で改めて修正していきます。(写真左)
この角度から見ると(補助線を引いてみましたが)兵士の前傾がよりはっきりしますね。
いかにも視線を先に目を据えているように見えませんか?組んでいるときはなんでこんなに前に傾くのかしらん?と思いましたが、どうやらこれで正解なのではないか、と思います(読み過ぎかな…)
手前の下士官も足を開き「休め」のポーズに近いですが、実は前傾しています、指し示す指が人差し指1本でないのがまたいいですね、煙草でも挟めそうですが、この場面には似合いません(実は箱絵の指し示す指は人差し指1本なのです、フィギュア原型製作者の勝ち(笑)(写真右)
フィギュアは車両と違って人間を再現したものであります、戦車などの車両は、ある意味もう1/35の記号として頭にインプットされちゃっていますので、実物との差異などはあまり気になりません(実物を見たことないし…笑)、でもフィギュアはほんの少しでも不自然なところがあると脳内で違和感が生じてしまうのですネ、で、でもそれらの不自然さを把握して違和感のない表現に修正することはとっても難しいのです、で、どうしてもフィギュアの製作は難しいっ、ということが先行してしまい、結果作れなくなってしまう…これはなにもキットのせいばかりではなくて私個人的には「手指」がネックなのです、パーティングラインを消したりする作業中にどうしてもヘンな「手」にしちゃうことが多いのです、で、その修正がうまくいかないと「もういいや」となってしまう、という悪循環で、塗装がどうの、というレベルまでいかないのであります…今回は泣いたって嘆いたって後悔したって懺悔したってとにかく完成させなきゃなりません、死にそうでありんすぅ…