i-modellers 4号 ベンガジへ~砂漠機動戦の立役者たち 1941 北アフリカ

ベンガジへ~砂漠機動戦の立役者たち 1941 北アフリカ
  Sd.Kfz.222 北アフリカ戦線 MM286 タミヤ 1/35

|1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|

figure_69.jpgfigure_69.jpgfigure_70.jpgfigure_70.jpg
figure_71.jpgfigure_71.jpg
コマンダーも、位置決めが微妙です(Figure.69)。砲尾に座ってるようになってしまいますが、仕方ありません。

オートバイ兵は、もっと顔を上げて接着すべきでした(Figure.70)。会話しているはずのコマンダーと、まったく視線が合いません…。

とりあえずそれらしく配置するとこんな感じです(Figure.71)。

ページの先頭へ

≪STEP.7~ベースの制作≫

ベースの制作については、筆者は情景制作が実はまだ4作目と素人同然ですので、参考になるとは思いませんが、「こんな作り方でもできる」と思っていただければ幸いです。
figure_72.jpgfigure_72.jpgfigure_73.jpgfigure_73.jpgfigure_74.jpgfigure_74.jpg
ベースとなる木に粘土を盛り付けて地面を作ります。パジコのアーチスタフォルモという石塑(石粉)粘土を使います(Figure.72)。この粘土は、乾くと若干縮みます。

粘土が十分乾燥したら、後の工程で木が汚れないようマスキングしておきます。

続いて、テクスチャーを付けていきます。表面に水で溶いた木工ボンドを塗り、一度固めてから砕いた石膏のカケラをパラパラと撒きます(Figure.74)。あまり大きいものは不自然ですので取り除きましょう。また、木工ボンドを薄め過ぎるとうまくくっついてくれませんので注意してください。
figure_75.jpgfigure_75.jpgfigure_76.jpgfigure_76.jpg
石や岩は、地表の砂が飛ばされて露出するので、このままではいかにも「どこかから持ってきて置いた」ようになってしまいます。そこで、ジオラマ用のバラストを、石膏片が少し埋まるように撒きます(Figure.75)。
このときバラストはまったく接着されていませんので、今度は薄めに溶いた木工ボンドを霧吹きで撒きます。じかに吹くと勢いで砂が吹き飛んでしまいますので、天井に向かって吹いて、落ちてくる霧を拾うようにします。また、ボンドには洗剤かアルコール(筆者はアクリル溶剤を使用)少し混ぜると砂に染み込みやすくなります。これで工作は終了です。1日かけてよく乾かします。

最後に塗装です。私はこれが大変ヘタなのですが、缶スプレーを使うという公約を守るため、タミヤのダークアースやダークイエロー、ライトサンドなどの余りモノでそれらしく塗装しました(Figure.76)。
その後、全体をデッキタンやバフでドライブラシし、岩に筆で色をつけました。これでベースは出来上がりです。アフリカの地面ってこんな色~? 地面を塗るのはホントに難しいですね。

|1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|


Web模型雑誌

i-modellers

このサイトはリンクフリーです。ご自由にリンクお願いします。
このサイトの文書、写真、画像、図などの著作物は各ライターに所属します。無断でのコピー、転載は禁止します。

Copyright(c)
2010~
i-modellers.com
All Rights Reserved.