i-modellers 4号 ベンガジへ~砂漠機動戦の立役者たち 1941 北アフリカ

ベンガジへ~砂漠機動戦の立役者たち 1941 北アフリカ
  Sd.Kfz.222 北アフリカ戦線 MM286 タミヤ 1/35

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≪STEP.4~基本塗装≫

それでは、塗装に移ります。初めに金属パーツ(砲身、メッシュカバー)にプライマーを吹き付けておきましょう。また、今回はパテをほとんど使っておりませんし、最初に下地としてマホガニーを吹きつけるので、「全体を1色に統一する」という意味でのサーフェイサーを吹く必要はありません。サフは、下地色を塗らない場合やヒケ等の凹凸を拾いたいという場合だけで十分です。
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まずはマホガニーを全体に塗ります。使うのはもちろん缶スプレーです。このように広い面を1色で均一に塗りつぶすには、エアブラシより缶スプレーのほうが実は適しています。
缶スプレーの塗料は溶剤とガスを大量に含んでいるので、乾けば意外と薄い塗膜になるものです。(Figure.30)
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figure_32.jpgfigure_32.jpgこのような入り組んだ形のものでも、缶スプレーで十分きれいに塗装することができます。もちろん、すべてを缶スプレーで塗ろうとするのではなく、奥まったところは筆塗りも併用します。(Figure.31)

このような網目の細かいネットは、たとえ小さなパーツでも筆塗りはしないで、必ず吹き付けで塗装してください。筆塗りでは網目が埋まってしまいます。これはプライマーも同様です。(Figure.32)

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続いて基本色を塗装します。
まず、タミヤTS46ライトサンドを全体に塗装します(Figure.33)。フェンダー内や車体裏側はあまりしつこく吹きませんが、缶スプレーの場合、見える部分はしっかりと着色したほうがよいでしょう。エアブラシのように霧の粒子が細かくないため、飛沫がはっきりと見えてしまうからです。
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オートバイは、装甲車と差別化するためライトサンド1色で済ませています。また、影の部分も残し気味にしています(Figure.35)。

こうして、基本塗装が終了です(Figure.36)。
タイヤのゴム部分はマスキングゾルでマスクしましたが、特に深い意味はありません…。

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