i-modellers 6号 アバオアクー最後の決戦「足なんて飾りです!偉い人にはわからんのです。」

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アバオアクー最後の決戦「足なんて飾りです!偉い人にはわからんのです。」
  MSN-02 ジオング 1/100

制作・写真・文章 根生

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ニュータイプ専用次期主力モビルスーツ

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 早くからニュータイプという宇宙での生活に適応した新しい人類の研究に力を入れていたジオン公国は戦争の末期に兵器への実用化に成功します。サイコミュと呼ばれたニュータイプ専用の兵器はミノフスキー粒子によって無効化された従来の電磁波によるコントロール兵器に代わり、新次元の威力を持った兵器だったのです。サイコミュは装置がかなり大型だったので、試験段階では大型のモビルアーマーに搭載されていたのですが、最終的にはモビルスーツへの搭載をめざしており、完成したのがこのMSN-02 ジオングだったのです。ただ、やはりサイコミュの小型化は困難な作業で通常のモビルスーツのサイズに納めることは難しく、結果としてジオングはかなり大型のモビルスーツとなってしまいました。

当初の設計ではジオングにも脚はあったようですが、戦争末期の資材不足なのか時間不足なのか理由は定かではありませんが、脚がないままで戦線に投入されます。タイトルの「脚なんて飾りです!偉い人にはわからんのです。」というのは出撃するシャアに未完成ではないかと指摘されたエンジニアが話した有名な台詞です。たしかに宇宙空間では脚は必要ありませんからね。

バンダイからはパーフェクトジオングとして脚付きのキットも発売されていますが、わたしはこの台詞に共感しているので、あえて脚なしを選択しました。まぁ、この方がお値打ちですしね(笑)。


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脚が無いとは言え大型のモビルスーツです。ご覧の様に非常に大きな箱に入っています。タミヤのバイクの箱と比べてみるとサイズの大きさが実感できますよね。さすがにジオングは最近のドラゴンなんかの戦車よりも高いのですが、それでもバンダイのガンプラシリーズってサイズや内容を考えるとお値打ちですよね。

箱の中身はパーツでびっしりです。一度箱を開けて中身をだしてしまうと、蓋をできるように戻すのがパズルのようです。大きなパーツが変形してしまうとまずいのでこのまま蓋を戻さないで組み立ててしまうことにします。
各パーツはバンダイお得意の色プラでして、塗装無しでもかなりの見栄えに完成させることができます。特に一つのランナーが複数の色で成形されているのを見ると、メーカーの技術力の高さを感じますね。

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組み立て(仮り組み)

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ガンプラは接着剤不要のスナップキットですから、その気になれば後から分解できます。そのため通常は先に一度組み立ててしまい、その後、塗装の段取りや表面処理の必要性を検討していきます。

そんなわけで、先にサクッと組み立ててみました。わかりやすい説明書と高いパーツ精度のおかげで作業はサクサクと進み、平日夜だけの作業出も2日もあれば完成です。週末なら1日いらないでしょうね。

組み立てが完了すると余剰パーツがほとんど出ないのも気分がいいですね。空のランナーがどんどん出ますから、とっとと捨てて巨大な箱がスカスカになっていく様は作業の進行を実感できます。

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