アバオアクー最後の決戦「足なんて飾りです!偉い人にはわからんのです。」
MSN-02 ジオング 1/100
従来のモビルスーツと大きさを比較してみます。ジオン軍の主力モビルスーツのザクと並べてみました。脚が無いので腰から上だけの比較をすると、まるでザクが1/144みたいに見えますね。特に手のサイズはものすごく違いますね。
手は指の関節が全部可動するのですが、なんと指1本あたりのパーツ数が6個もあり、手首から先だけで大変なパーツ数になります。
組み立てていて感心したのですが、プラモって普通パーツを最中(もなか)のように左右あわせで形を作っていくことが多いのですが、その場合実機にはない部分にパーツの合わせ目が来ますよね。このキットではその合わせ目がすべて実機のパネルラインに沿っており、そうは出来ない腕のパーツなんかでも巧妙に合わせ目が隠れるようなパーツ分割になっています。
もしかして肩の装甲版にはパネルラインが無いかもしれないという気もしますが、パッケージのイラストからはこの部分は見えません。一度アニメを確認しなければ行けないかもしれませんね。でもアニメってパネルラインとか結構省略したりしますからね、どなたかホントのこと知りませんか?
たくさんのバーニアを納めたスカート部分は非常に大きな曲面になっています。ここは塗装の見せ所ですよ・・・と自分にプレッシャーをかける(笑)。
スカートの中にはたくさんのバーニアが並んでいます。それぞれ可動させることができるのですが、さらにその奥にはゴチャゴチャとしたメカがモールドされています。ここは塗装をでっち上げねばいけませんね。楽しそうです。
従来のモビルスーツと違い頭の中に操縦席があります(胴体にもありますけどね)。そしてこの頭の部分はそれだけで脱出カプセルとして機能します。外れるだけでなく、両耳(耳なんてないけど)の下のあたりにあるロケットも可動するなど、ちゃんと凝った作りになっています。
サイコミュによってコントロールされる腕は本体から離れて変幻自在の攻撃をすることができます。各指には1つずつメガ粒子砲がしこまれており、素手でも強力な攻撃力を持ちます。だったら指なんて要らないじゃん・・・と思いますが、それは言いっこ無しです(笑)。
キットには写真のように専用の陳列スタンドも入っており、こうやって飾るのがジオングらしくていいですよね。でもメッチャじゃまになる・・・