i-modellers 5号 暁空の翼~真珠湾上空を制圧せよ!

暁空の翼~真珠湾上空を制圧せよ!
  三菱 A6M2b 零式艦上戦闘機 21型 ハセガワ 1/72

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デカール貼付

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[24] デカールを貼りました。付属デカールは、薄めで少々貼りにくいものがありましたので、「マイクロスケール リキッドデカールフィルム」を塗っておきました。これは本来、ひび割れてしまうような古くなったデカールに塗って、復活させるものですが、デカールの強度上げにも使えますので、便利な一品です。塗布量は一度塗りで充分で、2度3度と重ね塗りしてしまうと、筆のあとがついてしまい完成後の見栄えが悪くなってしまいます。中2日ほど置いてデカールを完全に乾燥させたら、スミ入れをするためクリアーでコートしました。今回はこのコートが最後のオーバーコートとなります。使用塗料などの詳細は後述します。
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[25] 銀ゼロの日の丸は、映画劇中どおりフチが白いものにしようと思いました。白部分はジャンクデカールを使いました。白丸デカールの上に赤丸デカールを2重貼りするタイプのものです。胴体の白丸デカールはちょうど良いサイズで、その上にキットの赤丸デカールをそのまま貼り付けました。問題は翼の白丸デカールで、これは、キットの赤丸デカールと同じ大きさをしていました。ですので、赤丸デカールをひと回り小さく切り抜いて貼ったのですが、綺麗な円に切り出せずガタガタになってしまいましたので、乾燥後に水性ホビーカラーのホワイトでリタッチしておきました。

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スミ入れ

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[26] スミ入れは、タミヤの「スミ入れ塗料(ブラウン)」を使いました。オーバーコート後にスミ入れしたのがいけなかったのか、ケガキ線がけっこう浅くなってしまっており、はみ出したスミ入れを拭き取るだけのつもりが、線そのものも消えてしまいました。仕方がありませんのでスミ入れをし直し、ガイアノーツの「フィニッシュマスター」を使い、丁寧ににふき取っていきました。


パーツの取り付け、細部の塗り分けなど

いよいよ最終工程となります。
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[27] アンテナ線を張ります。まず、垂直尾翼にピンバイスで穴をあけます。0.4mmの穴をあけました。本当は0.3mmが良かったのですが、作業中にドリル刃を折ってしまうという失態をおかしてしまいました・・・。
[28] アンテナ線の先端を折り返してねじります。先端は支柱を通しますので、丸く広げておきました。今回アンテナ線に使ったのは、プロホビーの「ホビーワイヤー超極細線0.1mm」です。ちょっと本格的なプラモ屋さんにしか置いてないような素材ですが、ホームセンターなどでも、0.2mmくらいの細さのワイヤーでしたら手に入るかと思います。ただ、やわらかめのワイヤーが適していると思いますので、購入時はご注意ください。
[29] 丸めたワイヤーの先端を支柱の先に通し、瞬間接着剤で固定しました。瞬間接着剤は少し乾燥が遅めのもので、多少粘度があるものの方が良さそうです。今回は、ウェーブの瞬間接着剤「X3G 高強度」を使いました。
[30] 後は、支柱をコクピット後方の穴に挿し込み、ワイヤーの長さを調節しつつ後端を垂直尾翼に開けた穴に接着して完了です。支柱の方ですが、これは接着していません。風防を取り外せるようにしたかったのと、箱にしまって保存しやすいようにするためです。少し差し込みがゆるかったので、瞬間接着剤でピンを太らせています。

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