i-modellers6号 07Bグフにもエース専用機が存在した!? 受領されなかった、主(あるじ)なき機体

07Bグフにもエース専用機が存在した!? 受領されなかった、主(あるじ)なき機体
  HGUC 1/144 MS-07B グフ

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≪STEP.2~頭部の工作≫

gouf_face.jpggouf_face.jpgfigure_10.JPGfigure_10.JPG
続いて頭部を作りますが、個人的にこのキットの造形は私の記憶とは違和感がありました。「グフってこんな顔だっけか?」と思い、アニメの画像を確認してみました。

そうですよね。このころのMSってこんな鋭い感じじゃないですよ。
特に、モノアイの「枠」になるところの上部の突起が何なのかよく分かりません。また、下側のラインがまったく変えられています(Figure.10)
figure_11.JPGfigure_11.JPGfigure_12.JPGfigure_12.JPG
というわけで整形開始。鼻の上にプラバンを貼りつけ、接着剤が固まったら削っていきます(Figure.11)。

上側にある突起は削り落して全体をV字のラインにし、下側のラインは水平になるようにしたいと思います。また、奥の部分が上に切れ上がっているラインも、ザクのように垂直に変えました(Figure.12)。
もちろんこれでもまだちょっと違う感じです。小顔すぎる(頭の幅が狭い)のかな?
まあ、とりあえずこれで頭部の改造は終了です。

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≪STEP.3~肩アーマーの工作≫

figure_13.JPGfigure_13.JPG
もう一つ、グフのプラモのデザインで好みじゃないのが、肩アーマーのデザインなんです。どのキットもこの肩アーマーを異様に大きくかつ頭を小さくし、肩に頭が埋まっているように見えるほどです。まあ、わざと凶悪そうなイメージにして迫力を出しているのだとは思うのですが。
今回は、その肩アーマーにも一工夫して個性を出して見たいと思います。

〔ガイアは、グフを一目見たときから肩のツノ状のスパイクが気に入らず、「なんだ、ありゃ!? 牛じゃあるまいし、ツノをつけりゃモビルスーツが強くなるとでも思ってんのか!? あれじゃただの飾りじゃねえか! まったく、お偉いさん方はなぁんも分かっちゃいねぇ。」と言い捨てて、MS-06ザクと同形のスパイクに交換させた。実は、このガイアのセリフは現場のエンジニア達から大いにリスペクトされ、語り継がれることとなる。
このことは、ア・バオア・クー防衛戦においてジオング搭乗を命じられたシャア大佐が、ジオングにに脚のついていないことをいぶかしんだ際、同行したエンジニアが「あんなの飾りです! 偉い人にはそれが分からんのです!」と、半ば腹立ち紛れに言い放つことからも分かると言えよう。〕…
katadori.jpgkatadori.jpg
さて…、この上に曲がったツノを、ガイアの要望に従って円錐状のスパイクに替えなければいけませんので、他のスパイクから型取りして複製してみることにしました。
筆者は複製という作業をしたことがありません。そこで、手軽にできそうな「型取りくん」と「プラリペア」を使ってみることにしました。

作業は実に簡単で、温めて柔らかくした「型取りくん」を複製したいスパイクに押し当てて型を取り、冷えて固まったら「プラリペア」を注入するだけです。
このような単純な形状のものならすぐ出来ます。特にニオイ等もありません。

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