i-modellers 4号 パリへ~第3戦線つかの間の休息~ 1944 北フランス

パリへ~第3戦線つかの間の休息~ 1944 北フランス
  ブレンガンキャリア MM175 タミヤ 1/35

|1|2|3|4|5|6|7|8|

blitish11.JPGblitish11.JPG残念なことに沢山の抜き穴があります。インジェクションキットゆえプラランナーが作られる時型から取り出す押し出しピンが作用する場所があります。その場所には「押し出しピン痕」というものがあります。これらは「実物には無いもの」としてとらえますので消す努力をします^^; その方法とはパテ盛り整形です。めんどくさいですけどやらないとあとで後悔しますのでね。
では少しでも面倒なことと思わないようにするには?と考えて効率を上げるために私がやっていることは塗料の空き瓶にタミヤベーシックパテをクレオス薄め液で溶いたものいわゆる「溶きパテ」をあらかじめ作っております。毎度毎度練っていたのでは時間がかかって仕方ありませんからね。で、写真のように爪楊枝や調色スティックなどでピンの痕に盛り付けていくのです。大体一晩硬化させてやります。
blitish12.JPGblitish12.JPG一晩何も出来ないの?と思われるかもしれませんが確かにパテを盛るとそのパーツは触れませんね。なので私の場合はパテ盛りは寝る前が基本となります。あと時間があるときは他のことをします。例えばフィギュアのパーティングラインを消したり、違うモデルを弄ったりですね。

一晩待った後にパテの盛り上がったところを平滑にヤスリでサンディングしました。最初は荒め320番から始まり最終は800くらいまでで良いでしょう。人によっては1200まで行う人もいます。私はマット仕上げのモデルは800でフィニッシュと決めています。マットの粒子と後のウェザリングであまり大差ないと考えておりますのでね。
blitish14.JPGblitish14.JPGblitish13.JPGblitish13.JPG
塗装します。カラーは指定色のダークグリーンです。実はタミヤカラーではなくクレオスのダークグリーンを使用しました。殆ど色の差は無いと思います。このときにシートの背もたれも塗装しておきます。

ページの先頭へ

blitish15.JPGblitish15.JPG
ガンガン組み立ててこの辺でストップします。さてまたインストと違うことになっています。何か?それは履帯です。履帯だけは塗装の最後に取り付ける予定ですのでインストどおりに行いません。何故かといいますとフロントのフェンダーは一度接着すると履帯が組み立てられなくなるからです。
一旦完成に近いくらいまで塗装も終わらせたあと車体下部にピグメントを使用してウェザリングを施してから履帯をはめ込もうと言う計画があるからなのです。blitish17.JPGblitish17.JPG
と言うことで急いで車両の外側を塗装しませんとね。内部に塗料が飛び散らないようにマスキングテープを張り込みます。この辺は飛行機の塗装とかと同じ。はみ出たマスキングテープは面倒でも取り除いておきます。このまま塗装するとテープがかさになってしまうからです。面倒でもハサミやカッターでカットします。
blitish19.JPGblitish19.JPG
ミヤの塗装台に取り付けてエアブラシにて塗装しました。固定方法はあのバネの部分と車両を裏からテープで留めているだけです。それでも十分落ちることもなく無事最後まで塗装できます。他にはこの大きさならペットボトルの先に両面テープで固定する方法も良いかもしれませんね。キングタイガーとかパンターは無理だね^^:

|1|2|3|4|5|6|7|8|


Web模型雑誌

i-modellers

このサイトはリンクフリーです。ご自由にリンクお願いします。
このサイトの文書、写真、画像、図などの著作物は各ライターに所属します。無断でのコピー、転載は禁止します。

Copyright(c)
2010~
i-modellers.com
All Rights Reserved.