ロシアの空 Su-27 フランカーB アカデミー 1/48
制作・写真・文章 hiroz
西のF15。東のFlankerと呼ばれたるロシアの主力戦闘機です。フランカーの歴史は長く派生機、仕様の違いなど様々なフランカーが配備されたり、近年では多く輸出されています。今では自国配備より輸出配備の方が多いらしいですね。
フランカーの開発計画には重要な項目としてロシアという広い国土を持つため防衛の範囲の広さから「長大な航続距離が必要」とされ、弾切れを防ぐためにも多くの兵装(約10t)を抱えたままなんと4000kmもの距離を移動できる「運送能力」搬送能力を持たせるため、増槽は持たず機体内にその機能を持たせることなどで、その機体は自然と大型化されることになりました。また大きいくせにコブラやクルビットなどの特殊飛行が出来るなど、その高度な能力は現在でも衰えておらず、各国への輸出用戦闘機として様々な形で配備されています。
キットはアカデミー製の1/48。フランカーBと呼ばれる機体でヨーロッパ戦勝記念塗装仕様となっています。(デカールは注意書きが殆ど入っていません。)
作製目標ですが誰もが出来るようにオーソドックスに作ることにします。インストを基本とし、手持ちのアイリス製(使わせてください^^;)レジンパーツを使って簡単なディテールアップとして完成に持っていきます。だれもが出来そうな感じで完成を目指しました。またキットだけでも完成に支障はないと思いますよ。
ボックスアートはいかにも赤のイメージが強いですね。 箱を開けますとリンデンヒルのデカールです。注意書きはほぼ在りません。
では、最初に作成の手順を説明しておきます。飛行機モデルはインスト通りに作るとコクピットの内部の塗装が出来なくなったり、ギア周りの塗装に苦労したりと様々な困難が待ち受けています。これを回避するためには自分なりに手順をきっちり抑えてから行うと良いでしょう。私の場合の手順を大まかにフローチャートであらわしました。各項目で力を入れるところは更に細分化して拡げると良いでしょう。インストは組み立て時のパーツの番号を確認する程度になります。