ドイツ連邦軍 ベルゲパンツァー2
図30は車体側面右側前部のクローズアップです。各種OVMはキットのものをそのままつければ楽かと思っていたのですが、それぞれのOVMは薄い金属の板を介して車体に装着されています。したがってわかる範囲で薄いプラ板を切り出した後OVMを装着します。
1この器具は作業時に起こしてライトを装着するもので、伸ばしランナーとプラ棒を組み合わせて製作しました。
図31は車体側面右側後部のクローズアップです。1油圧ジャッキには薄い金属のガードがつきます。これは0.1mmの真鍮版を屈曲してハンダ付けしました。2車体後部には牽引ロッドの固定具があります。プラ板より削りだしました。3各種OVMはキットのものです。OVMの固定のための「コ」の字型の器具ですが、大戦中のドイツ戦車のものに大変似ています。市販のエッチングを使用すればよいと思いますが、私はKS社の0.5×0.2の真鍮帯板を曲げて造りました。それっぽく見えると思います。
図32は車体前面のクローズアップです。1ライトはキットから流用します。
図33は戦闘室後面のクローズアップです。1メッシュはファインモールド製、2バスケットはプラ板を組み合わせました。縁のモールは真鍮線を屈曲して取り付けてあります。3ウインチ用の後部ハッチだと思うのですが、筋彫りで表現し、プラ板でヒンジを作りました。
図34、35はクレーンの先端につくフックブロックです。0.3mmの真鍮を屈曲してハンダ付けして製作しました。中の滑車は1.0mmプラ板を切り出したもので真ん中に溝を掘っておきます。フックもプラ板からの削りだしです。